Garden of Lapis Lazuli

刹那的生命の備忘録

冬休みなので

お久しぶりです。

実験に追われる日常から少しだけ離れ、世間に合わせて冬休みを取っています。

COVID-19の流行からもう少しで1年が経とうしていますが、無事に今年の最後を迎えられそうです。幸運なことだと思います。

久し振りに実家へ帰り、骨を休めています(どうして身体=骨という言い回しがあるのでしょう?)。どちらかというと、魂を休めていますが(血?)。

ところで皆さんは今年度の年末・年始は何をしてお過ごしになられるのでしょう?

私は年明け間もなく学内での発表があるので、うかうか炬燵で丸まりながら餅と蜜柑を頬張るわけにはいかないようです。

帰省しても出掛ける訳にはいきません。まぁもともと行くようなタイプではないのですが。古い平屋の家に陽光が差さない部屋があり、そこが私の部屋なのですが高校時代の残り物たる紙類、参考書が大量に残り空間を占有しており、ただでさえ暗く綺麗とは言えないのにさらに鬱屈な空気が立ち込めています。

そこで不要な紙類を全て燃やすことにしました。

基本的に燃やすのはA5~A3の紙や封筒でした(ルーズリーフ含)。

物を燃やす経験自体あまり皆さんはしたことがないかもしれません。BBQなどはあると思いますし、料理や煙草で火も使うことがあるでしょうが落葉や紙類を燃やして処理するなどはないでしょう。

ただ燃やすだけなんて簡単で苦労は無いなんて思うかもしれませんが、これが案外難しい。一度点けた火でいかに葉や紙類を残さず灰にするか、案外テクニックのいることだと分かりました。空気の取り入れ方やタイミング、燃やす順番、風の影響、紙の種類などによって左右され簡単に火が消えてしまう可能性があります。

折角ライターで最初の1枚に火を点けたのに、すぐ消えてしまっては大量にある燃やす対象を燃やし終わるまでにすべてのガスやオイルを失くしてしまう事になります。

それはよろしくない。

特に参考書や大量の紙の束を欲張って一度に燃やそうとすると、火は簡単に消えてしまいます。ページ数が多いと燃え移るスピードより燃え広がる前に消えてしまうスピードの方が速くなってしまうのです。少しずつページを広げ、火が移るページを増やしていくように工夫をする必要があります。

「こういったこと」はなんの役にも立たないかもしれませんが、案外楽しかったです。時間を忘れて没頭してしました。

時間の無駄なのかもしれませんが、その間はスマホやPCから離れていて周囲は自然。閉鎖された田舎でよかったと感じる点は、散歩の時に誰にも会わない点とこういった時くらいです。

また落葉を燃やしたいですね。いいストレス解消です。