研究したい人(博士課程進学希望者)へ
「日本はやめておけ。」
ということと
「日本の中なら東京大学か京都大学か、本気で研究したいならOISTやJAISTが良い。」
もしくは
「◯◯研究所の研究員として配属する制度を使える所が良い。」
ということを伝えるだろう。
他の大学については、ある程度力のある研究室を除いてお薦めできない。
研究室を決める際に重要だと考えられるポイントを幾つか挙げていこうと思う。
今後研究室を決めていく誰かの一助になれば幸いだ。
・研究の内容
これは大前提だろう。自分のしたい研究に近い事が出来なければ移る意味も無い。これは研究室のHPを見ただけでは不十分で、きちんと研究室へ出向いて聞かなければいけない。
・研究室のスタイル
どのような頻度、深さで雑誌会やゼミを行っているのか。発表は英語なのかどれくらいのクオリティーなのか。研究室の旅行などについても確認しておくといい。
・指導教員との相性
これは実際に話してみてのフィーリングだ。先生の雰囲気やその考え方と全然合わなかったら意味がない。研究していく上の衝突でエネルギーの消費はできるだけ避けたい事と思想が異なり過ぎていると面倒だ。
・研究室のメンバー
研究室所属のメンバー、特に指導教員を共にするメンバーの雰囲気は重要だ。関わり合う機会が必然的に多くなるし、やはり面倒ごとを避けたいからである。
・研究室の予算
お金がない研究室はよろしくない。研究がしたくても出来ないのは哀しい事だ。潤沢な研究資金がない研究室は、やはりお勧めできない。
大体以上だろうか。
この他にも細かい事はあるが、ざっくり挙げるとこんなところだ。
他にも知りたいことがあれば、是非聞いてくれると良い。
答えるかどうかは気分次第だが、平均して80%以上の確率で返答するだろう。