2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
どうでもいいわぁーと思いながら、SNSのニュースを流し読み 結局のところエンターテインメントでしかないしそれがやらせかどうかなんて、情報が流れなければ知り得ない 逆に言えばたとえやらせではないにしても噂が立てば暇な人間たちはすぐ火をつけて炎上さ…
朝、目が覚めると外に出て空気を吸う 冷たい空気が肺を満たしていく 身体の末端まで冷たい秋の空気を送り込む 鮮烈な夏の生命の明滅から少しずつ、空気に混じる生命が枯れゆく感覚がドメスティックになっていく 寂しい季節なのかもしれないが、私はこの感覚…
生きている、と久しぶりに映画の中で聴いた。最近は合間の時間を無理矢理創って、映画を観る機会を得ている。 伊坂幸太郎さん原作のアイネクライネナハトムジーク蜷川実花監督作品の人間失格 太宰治と3人の女たちの2作品を最近観た。 前者は友人がエキストラ…
「日本はやめておけ。」 ということと 「日本の中なら東京大学か京都大学か、本気で研究したいならOISTやJAISTが良い。」 もしくは 「◯◯研究所の研究員として配属する制度を使える所が良い。」 ということを伝えるだろう。 他の大学については、ある程度力の…
分野が新旧で同じならばそこまで大きい問題ではないが異なると非常に危険だ。 特に機械からバイオであったり、情報から医学だったりとなると学部時代に学んできた物の内容が被らない。そうなると院試(大学院進学の為の入学試験)は基本的に学部時代の試験問…
増税の影響が顕著に出るのは高額な商品を買った時だ。 良いお酒もそうだし、電子機器類にも影響が大きくでる。 私が買ったのは、持ち運べる充電器や0.1gまで計量する事が出来るはかり、それにゲームソフト(Wiiのスマブラ)だ。あと高めの本も購入した。 しか…
実際は人数としてはそこまで大きく変化しているとは感じない。 しかし、どうしてそのように言われ始めたのだろうか。 おそらくこれは「博士課程進学者の絶対数」ではなく、「博士課程進学者の相対数」であると推定できる。以前と比べて大学の数が増え、大学…
大学進学時点から研究したいと考えていた私からすると、大学生活はいずれ行う研究活動の為の基礎作りであって、勉学というものには必死に取り組まなければならないと考えていた(遊ばないとは言ってない)。 勉強する時は勉強して、遊ぶときは遊び、飲むときは…
最近は研究関係の本、論文しか読めていなくて小説を1ページも読めていない. しかしセミナー関連で読む必要が出た本を一冊読むことができた. 「キリン解剖記」郡司芽久氏 だ. この本はキリンが大好きな作者がキリンの身体に隠された秘密の1つを解き明かすまで…
最大公約数的指導により、工学系博士後期課程進学予定者(Dr.を取得する予定の人)へのケアは研究者としてのトレーニングの質を理学系の博士前期課程進学予定者への指導と比べて著しく下げ、個々人の能力向上は二の次になる. これはアカデミアの世界で生き残っ…
理学の世界と工学の世界に進む若者たちは、それぞれその路に進むモチベーションが大きく異なっている.これは勿論個々人にも大きく依存しているのだが、その中でもクラシカルな大きな溝については、互いに認識していないことも少なくない.その相互理解の程度…
今週のお題「理想の老後」正直に言って、老後という概念は必要ないと考えているから老後について考えたことなど殆んど無かった.リタイアした後に働かない状態の老人、隠居している老人についての生活を老後というのなら、私は老後を過ごすことはないと思う. …
水辺の石や湿度の高い路傍には、苔が生えていることがよくある 苔をみたとき、全て同じような苔に見えるかもしれないが、苔にも結構な種類があり可愛らしい苔もあれば美味しそうな苔もある 私は玉苔や銀苔が好きなのだが、中々マニアックな好みだろうと自覚…
自分の意識、認識以外は全て幻想、幻視に等しく等量に等価値で意味はない. 意味を見つけようと人はするけれど、実はそこに意味がないということを否定したいだけで. こういったことを話せば、毎日が本当に幸せなのかと聴かれる. 幸せというのは個々人によっ…
この時節、朝起きて、外に出ると、冷たい空気を、感じる 冷たい空気を、肺いっぱいに吸い込むと、気持ちが良い歩くと、冷たい空気が風になって、肌をなぜる 誰かの記憶と、誰かの哀しみと、誰かの悦びが混ざり合って、私の中に入ってくる その感覚が、どうし…
子供の頃は、あまり本を読まなかった。 それこそ、絵本もそこまで読んだことが無い子供だった。 少ない記憶の中で覚えているのは、しまじろうやどらえもんのようなテレビでもやっているようなもので、独自なものなどほぼ全く記憶がない。 動物たちが協力して…
尊敬できる人、敬意を向ける相手は、ある程度決まってきている。 その逆もまた然り。 第一に、自分の知らない知識、技術を持っていてそれに熱中出来る人 第二に、自己中心的かつ感情的に成り過ぎず冷静さと合理性を併せ持つ人 そしてそれらの要素を持ってい…
豚の頭の解剖 初めて行った耳から顔の脂肪細胞の塊、鼻や頬の肉と削いで削いで削いで削いで専門の包丁などではなく、急ごしらえの道具でやったにしては綺麗に骨まで削ぐことが出来たが、何より時間がかかり過ぎる刃は脂肪で中々切りにくくなるし、脂肪自体が…
私は裾がだぼだぼとしたパンツが好きだし、ゆるっとして丈の長いカーディガンが大好きなのだが、一般的な服屋さん、規格化がしっかりしている服屋ほどクラシックというかステレオタイプな服のデザイン分類をしていて非常に残念になる。 ユニクロやGUなどは…
研究というのは、自身の好奇心と社会的なニーズの双方から組み立てられる そうした時、自分の好奇心が必ずしも社会還元と関係のないところであるとみなされてしまうこともある。これは時空間的な解像度が低い人間に分かりにくく説明するから理解されないだけ…
我々の生命は、現代の生活は数多の動物達の生命の上にある.屍の塔の最上階に立っている.そういった事を自覚せずに、全て研究者に汚名を擦り付けながら書いた文章で、あなたは今日も家畜と呼ばれる動物達の肉を喰らい、マウス達で安全確認された薬を飲むんだ…
今週のお題「夏を振り返る」 今年の夏は勉強ばかりだった気がする しかし、遊んでいないかと言われれば違う 素敵な出逢いがあり、素敵な時を過ごした 食事会やら読書会やら花火やら 東京から来て半年間弱だが、 少しはこちらでも、居場所が出来ただろうか 新…
酒は美味いが、 天才さえも殺す最強で最高の毒だ私は愚民であるが、なお死ぬ模様である
海の底に堕ちていく美しく儚い雪は、 水の住人達の骸なのだという. きっと僕たちが死んだ時、 空に堕ちていくその姿を、 天使達は雪みたいだと言って、 はしゃいでいるんだろう 空から命を授かる時は、 人間がはしゃぐ 此の世界は、 笑い声だらけだ
大学院 そこへの進学は多くの大学生にとってモラトリアムの延長に過ぎないだろう 真面目に研究は短期間する事になるだろうが、社会へ出るまでの期間、学生としての期間を延長する事が主な目的になってしまっている人が多い また初任給と就職後の待遇の差は確…
どのような事を研究しようか、迷っていた 常に考えてはいるのだが、決め手にかけていた 最上命題は決まっている 「What is life?」 エルヴィン・シュレディンガー氏が残した知的生命への問であり、呪いだ それでも、私達は 今日も知恵の塔を築き上げ続ける為…
研究関係でインドネシアの方々2人程に実験を教えたりした機会があった。 その時から今も仲良くしてくれている。 彼女たちは私が学士の時に留学で日本に来ていて、当時は修士だった。 そして最近無事に卒業したらしい。お祝いのメッセージにはすぐ返事が来た…