終夏
この時節、
朝起きて、
外に出ると、
冷たい空気を、
感じる
冷たい空気を、
肺いっぱいに吸い込むと、
気持ちが良い
歩くと、
冷たい空気が風になって、
肌をなぜる
誰かの記憶と、
誰かの哀しみと、
誰かの悦びが混ざり合って、
私の中に入ってくる
その感覚が、
どうしても幸福なんだ
この時節、
朝起きて、
外に出ると、
冷たい空気を、
感じる
冷たい空気を、
肺いっぱいに吸い込むと、
気持ちが良い
歩くと、
冷たい空気が風になって、
肌をなぜる
誰かの記憶と、
誰かの哀しみと、
誰かの悦びが混ざり合って、
私の中に入ってくる
その感覚が、
どうしても幸福なんだ