Garden of Lapis Lazuli

刹那的生命の備忘録

最近本を読めてないけど、なんとか一冊読めたというか読むしかなかった

 最近は研究関係の本、論文しか読めていなくて小説を1ページも読めていない.

しかしセミナー関連で読む必要が出た本を一冊読むことができた.

「キリン解剖記」郡司芽久氏 だ.

この本はキリンが大好きな作者がキリンの身体に隠された秘密の1つを解き明かすまでの一連の物語を綴っている.

非常に面白くかつ読み易く、数時間で読了してしまった.

キリンの解剖が巧い希少人間であり(圧倒的な努力による)、読むと分かるが文章が巧い.勿論、編集関係の力もあるだろうが、恐らく彼女自身の文才が非常に長けていると感じた.

彼女自身のストイックさがよく伝わる本で、研究がしたくなる啓発的な一面も持っている本だ.

 

研究がしたいけれど、何がしたいんだろうと悩む学生は、一度(何度でも)読んでみると良い. 非常に熱くなれるし、ワクワクする話だった.

 

少しばかり専門用語も出てくるが、一気に読める本だ.

是非研究していない方でも、読んでみて欲しい.