生命と機械の違いはほぼない
生命と機械の違いとはなんだろう
有機的か無機的か
食べるのか食べないのか
脳があるのかないのか
などなど意見があるだろうが、まず有機的無機的な部分は次第に差が失くなってきている。
機械のマテリアル、部品がよりソフトにオーガニック(?)になってきているからだ。
私達はなにがしかの食べ物を食べて、そこから栄養やエネルギーを獲得したりするが、植物は食べない(食虫植物などを除けば)。
植物は水や養分を根から吸い上げるが、ならば機械は電気を吸い上げたりしている訳で、大きな差はないように思える。
加えて、太陽光でも稼働する機械は、擬似的に光合成をしているようなものだ。したがって、この差も失くなってきている。
脳があるのかないのか、というのは高等的な生物との違いでしかなく、さらに今は演算装置を内包しているロボットもある。これは「脳のようなもの」だろう(クオリティーは違うが)。
さて、生命と機械を隔てる壁は次第に崩壊している。
次第に機械は生命に近づいてきている。
これらが、いつの日にか生命になるのだろう。
近年は「生命」の定義、根底の探求も少しずつ盛んに行われるろうになっている。
私もその研究分野に身を置く人間であるから、そこらの流れには敏感でいなくては生きていけない(これは人間の証?)。
生命とは何か
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生命と非生命を隔てる壁は何か
やはり生命を創れるようにならなければ、この命題の解は分からないのかもしれない
解けたとしても、きっと...