Garden of Lapis Lazuli

刹那的生命の備忘録

散らない事を祈られる花火

ディズニーランドのシンデレラ城だったか、よく覚えていないが、確か城の前でプロポーズをする人達がいると風の噂に聴いた。
先日祭りで花火があり、その最中にというかスペシャルなイベントとしてプロポーズ(?告白?か定かではないが)するというイベントをやっていた(風が声を運んでくれた)。
サプライズ好きな人だったらいいのかもしれないし、喜ぶ人もいるだろう。
しかし、もしそういう気がないのにそういうイベントが起きてしまったら、中々断れないだろうと思う。
周囲の眼や空気が有無を言わさぬ重圧となり了承を押し付けてくる感覚があって私は怖い。
もし勇気ある人でその場で断って、ハートをかたどった花火が上がったらと思うと憐れで見ちゃいられない。中々なトラウマになるだろう。
経験として受け取れれば良いが臆病になるかもしれない。まぁ、多くの事が全て自己責任ではあるのだが、哀れでしかない。
OKして30分後に「あの場で断れる訳ないでしょ。」と言われてフラれるかもしれないし、お遊び程度の相手だったり単に友人として、そういった関係性を望んでいる相手に大々的に迫られると困るだろう。
さて、これは一体何ハラスメントなんだろうなぁ、と考えているうちに花火は終わってしまっていた。
彼等の恋も、いずれ散るかもしれないが、暖かい目で見守るしかない。「一生そばにいてください」と聴こえたが、私からすればそんな曖昧な告白はアりなのかと思う。

皆さんはどう思うだろうか?
あと、これは何ハラなのか思い付いた人は教えて下さいな。