Garden of Lapis Lazuli

刹那的生命の備忘録

最近全く後悔してない

後悔する行為とは、どういうものなのか。
それは、選択可能性があったけれど選ばれなかった未来への羨望か、選んだ今への絶望か.

あの時、辞めなければよかった
声をかければよかった
手をさしのべればよかった
あんなこと、言わなければよかった
忠告を聴いておけばよかった...

尽きることのない後悔。誰しもあるものかもしれない。
しかし、これは、今の私という存在を否定する行為といえる。何故なら、他の未来を選択した場合、「今の私」というものは存在しなかったのだから。

そうして、「今の私」がこんなにダメダメなのは、あの時あんな選択をしてしまったからだ。

と、過去の自分に責任転嫁してしまう。今の己の価値を低く見積もってしまう性質を持つ人もいる。
このような自己嫌悪を積み重ねた先にはありがちな結末しかない。
そこまで無になりたいのかと、私は思うけれど。

では、過去の自分に責任転嫁し、今の自己を否定しないようにするには、

すなわち 後悔しない為には、どうすれば良いか

手法は多種多様であり、自分にあった道を歩めば良いと思う。

しかし、産まれてから後悔しないような性質を自然に持っていた人は多くない。日本人口のうち、ほんの数%程度だろう。

では、そうでない人はどうすればいいのか。どのような心構えを持つと良いのか。

端的に、私が心がけていること(最近では自然に(無意識に)そうできるようになったが)は、

自分が選択するあらゆる事、重大な選択や雑事すべてに覚悟をもって臨むことだ。
言い換えれば、選択の責任を、まさに選択しようとしている自分が、残さず全て引き受ける事だ。

その刹那に責任を全て引き受け、未来の自分にそれを残さない。これが私のモットーの1つと言えるかもしれない。

私はなにかを決めるときに直感的に決めることが非常に多いが、後悔はしない。
自分という人間を否定する必要もないし、する時間ももったいない。

そんな時間があるなら分けて欲しい位に、私の毎日は楽しい事で埋まっている。

恐らく自然にいけば、あと65年ほどで私は死ぬと推測できるが、それまで楽しく生きたいと思う。