Garden of Lapis Lazuli

刹那的生命の備忘録

将来の夢は宇宙で...

私には将来の夢など無かった。

幼稚園の頃はあっただろうが、所詮周囲の同調圧力により形成された疑似的な夢に過ぎなかった(ちなみにそれはサッカー選手)。

歳を重ねるにつれて、確かに憧れた職業はあった。

しかし、正確に言えばテレビで特集されたりドラマの中で俳優が為すものであったりと、職業ではなく単純に俳優がかっこいいという魅力だけで惹かれていたにすぎず、「◯◯になりたい」という具体的かつ能動的な夢は持っていなかった(ガリレオに出ていた福山雅治さんには惹かれた)。

目の前の事しか見ていない子供だった。

そのまま、

なんとなく高校を決めて、

なんとなく大学を決めて、現在に至るわけだが。

私にもいつのまにか夢というものができた。

 

正確には、憧れというべきものかもしれないが、少しニュアンスが異なる。

 

憧れはショーケースの中のもの自体に目を輝かせているのに対して、夢はそれを創る、扱う過程と鑑賞するという全プロセスに惚れこむことだろうと思う。

最初のきっかけは憧れかもしれない。たまたまみかけた服やアクセサリーに心惹かれるような感覚が契機になって、そこからより心をのめりこませられるか、否か。

 

皆様はどんな夢をお持ちだろうか。

 

職業じゃなくても、

「幸せな家庭を作りたい」・「白馬の王子様に見初められたい」・「億万長者になりたい」・「図書館を造りたい」

などなど、それぞれ具体的な夢から抽象的な夢というものがあるだろう。

 

高校までぼんやりと生きてきた人間であるこの私が今抱えている夢とは、

ズバリ、

 

宇宙で鯨のように舞いながら、

中也さんのように詩を綴って、

紫陽花のように色褪せながら、

海月のように消えること

 

です。

何を言っているのか意味不明でしょう。

 

私自身意味不明ですが、夢というもの、私の命の理想形というものが、これなのです

 

いつしか憧れるもの、好奇心が向く対象が自分でも恐ろしいくらい広がり過ぎていて、したいことがたくさんできて、無理やり言語で端的にまとめようとすると、こうなってしまいました。

 

 

でも、共感してくれる人はいるだろうか

その人はきっと、私 か宇宙人か である 

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